そのウェットティッシュちょっと待って!!
皆さんは愛犬・愛猫にウェットティッシュをお使いでしょうか?
お散歩から帰った時の足ふきや、ご飯を食べた後のお顔に使用されているパパやママはたくさんいらっしゃることと思います。
でも、そのウェットティッシュ、ちょっと待ってください!
ここでは意外に知られていないウェットティッシュのお話をしたいと思います。
最近は「 舐めても安心 」「 ノンアルコール 」「 純水99% 」といったうたい文句で色々なペット用のウェットティッシュが店頭に並んでいますよね。
では、そのウェットティッシュは本当に安全なのでしょうか?
こちらは代表するペット用ウェットティッシュの成分表です。
「PG」「ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル」「ベンザルコニウムクロリド」「除菌剤」など、聞いたことのないような名前の成分が含まれています。
例えば「PG」これは「プロビレングリコール」の略で、保湿や乳化など様々な用途に使用されますが、皮膚および眼に対して軽度の刺激性を持ちます。
「ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル」は主に保存料として使用され、日本では規制成分とされています。肝臓や免疫機能への毒性やアレルギーなどがあります。
「ベンザルコニウムクロリド」は毒性や皮膚刺激性があることから人間用では配合規制がありますが、ペット用では確認されていません。
「除菌剤」にはアルコール性と非アルコール性がありますが、除菌するのだから良いかというとそうではなく、ペットたちの皮膚は外的耐性がヒトの5分の1と言われてるほど直接の刺激には弱いのです。そこに強烈な除菌剤を含んだウェットティッシュで拭いたら・・・どうなるかはご想像できるかと思います。
そもそも、人間もペットも菌によって生かされています。
我々動物にとって健康を維持するための除菌は、元来水を浴びる程度で充分なように成り立っているのです。だからこそ数万年も数十万年も種として生き延びて来られたわけです。
稀に危険な ばい菌が付くことも有るかもしれませんが、日常の生活の中でそんな事が起きる方がずっと稀です。
お散歩から帰って足を拭く時も、ご飯を食べた後のお口周りを拭く時も、お水で湿らせた柔らかいタオル等にメルトをシュッとして優しく拭いてあげてくださいね。
メルトはただ拭き取るだけでなく、経皮から育菌ができます!
是非皮膚のメンテナンスもお願いしますね(*^_^*)
さくらママからのお願いです♡
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